平成26年村上大祭ドキュメント <前篇>屋台組立て

2014.07.19 Saturday 20:39
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    7月6日(日)、7日(土)の村上大祭では、今年も300枚以上の写真と動画を撮影した。

    町内の区議員として「上片町だより」の編集を任されているということもあるのだけれど、それ以上に、何かを撮って記録しておくことは、ぼく自身の個人的な楽しみでもある。拙い撮影ではあるが、祭に参加された方、特に同じ町内の方には、当日を思い出す「よすが」として、また村上の地を離れた方には、これにより郷里をなつかしく思ってくれたら嬉しい。

    今年は、特に上片町にとっては屋台建造80年にあたり、また平成元年に新調した車が傷んで25年ぶりに修復し、新しく漆を塗り替えたこともあって、記念すべきお祭となった。

    まずは6月29日(日)午前10時より 屋台の車取りつけ作業。
    新しい車は、マル上さん(石田さん)の店をお借りして飾ってあったので、北村畳屋さんのトラックをお借りして、屋台小屋に運搬するところからスタート。車に乗せると、けっこうデカイ。
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    この日はあいにくの雨。シートをかけて慎重に運ぶ。
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    屋台小屋到着。
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    車をはめ込む心棒には、シロソ(麻の繊維)を巻くのが従来のやり方だったが、シロソはけっこう高価なため、数年前からビニールテープをその代用としている。ワセリンを十分に塗って、滑りを良くする。
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    テープを巻く回数を調節しながら、何度か着脱を繰り返し、ようやくぴたりとはまり、スムースに動くことを確かめる。
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    7月6日(日) 午前8時より 屋台組み立て作業。
    最初に、「手木」(てぎ)と呼ばれる引き手の取り付けから。
    手木を取りつけたら、ジャッキをおろす。
    オジサンは見てるだけ。
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    板を並べた上をゆっくりと引き出す。
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    上片町の屋台小屋は、門前川の土手沿いにあるため、土手の砂利道は板を次々と送って、車が傷まないように舗装道路まで引いてくる。
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    屋台の組み立て場所は、山ノ井商店さんの駐車場。
    屋根をしっかりと水拭き。
    ふだんは雑巾掛けなどしないうちの息子だが、屋台は特別らしい。
    自分の部屋もそのくらいていねいに掃除してくれるといいのだが・・・
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    屋台を引くためのロープ。
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    新しく塗り替えられた車と、二階部分の柱。
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    手木に巻くための俵。
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    二階部分の組み立て。
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    屋根を乗せる。軽いように見えるが、どうしてどうして、ずっしりと重いのだ。
    前後左右を間違えないように乗せて、ボルト締めする。
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    手木の方では、荒縄を巻いて俵を取りつける作業。
    キミ〜、どこ見てんの?
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    1階の楽屋には畳を敷く。
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    巻きがゆるいと、引いているうちにはずれてしまいかねない。
    こぴっと締め付ける。
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    幕を巻く。(アレ?)
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    「見送り」の取りつけ。
    「おまえは落ちてもいいけど、見送りを落とすなよ」って、声がかかる。キビシイ。
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    うちの見送りは「三蓋の松」。
    平成12年(西暦2000年)に、父が、彫刻師で日展作家だった故細野実氏とともに制作したもの。
    今も、漆の色が変わらず、緑が鮮やかだ。
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    朝日がまぶしい。
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    乗せ物の神様、天鈿女命(アメノウズメノミコト)をお迎えに、収納庫がある地蔵堂まで行き、神様を屋台にお乗せする。
    これはいつも、なぜか屈強な榎本君のお役目。女体を軽々と気持ちよさそうにかつぎ上げられるのは、彼しかいない。

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    ロープの端を車の心棒に、しっかりと結びつける。
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    1階にもしっかり転落防止のロープを張って、ほぼ屋台は完成。
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    今年、新しく漆を塗り替えた車。
    新調した阿弥陀骨の溜漆(ためうるし)も、漆が透けて良い色になってきた。
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    屋台の後に下げた「御礼」の札。毎年、父が異なった書体で揮毫(きごう)している。
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    中篇(宵祭り〜6日の屋台巡行篇)に続く。
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    http://u-ohtaki.jugem.jp/?eid=1319497
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